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鏡餅を飾る場所はどこ?神棚以外でもいい?意味や由来も大紹介!

投稿日:2019年3月28日 更新日:

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正月飾りにはしめ縄飾りや門松、水引飾りなどいくつかの種類がありますよね。
その中でもメジャーなのは「鏡餅」ではないでしょうか?

最近では手間がかからないという理由から、保管方法次第では毎年使うことができるしめ縄などの正月飾りを玄関に飾るだけの家が多くなっています。

とは言ったものの、飾ったあとは食べることができるため、何となく鏡餅っぽいものを作って飾っているという話も聞きます。

ですが、どうせ飾るなら意味や飾り方などを知ったうえで、正しく飾りたいですよね。

というわけで今回の記事では、鏡餅の飾る場所や期間、意味や由来について紹介していきたいと思います。

 

鏡餅の意味や由来って?

 

みなさんは、鏡餅の意味や由来ってご存知ですか?

何となく新年をお祝いするための飾りだという認識はあっても、詳しいことはあまり知らないという人が多いのではないでしょうか。

まずは、鏡餅の由来や込められた意味を解説したいと思います。

鏡餅は他の正月飾り同様に、歳神様の依り代となるもの、または歳神様へのお供え物という意味があります。

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新しい年に幸福や恵みをもたらしてくれる神様をお出迎えする、というわけです。

また、古来より神様は「鏡」に宿るとされてきました。
その鏡を見たてた餅、ということで「鏡餅」という名前が定着したのです。

ではなぜ「餅」なのかというと、神様へのお供え物をはじめ、いくつかの意味や説があります。

 

・お供え物

先ほど書いたようにまずは、神様へのお供え物の意味です。
そもそも餅は、神様へお供えする神聖な食べ物として作られたものです。
それを歳神様へのお供え物として飾るというのはごく自然な風習です。

 

・鏡

これも先ほど少し書きましたが、神様が宿るとされていた鏡に見立てたためです。
太古の時代に使われていた鏡というのは、みなさんが「鏡」といわれて想像するようなものではなく、青銅で作られた丸くて分厚い形をしていたのです。
それがちょうど、餅のような形をしていたため、「鏡餅」という飾りが出来上がったのです。

 

・魂

みなさん、人魂という言葉はご存知ですよね?
鏡餅の白くて丸い形は人魂を模しているという説もあり、鏡開きでその餅を食べるというのは新たな生命力を授かるともされています。

 

・月と太陽

鏡餅は地域によって飾りの作法などが厳密には違ってくる場合があります。
その一つが餅を重ねる段です。

餅を2段重ねるというのは、「太陽と月」つまり「陰と陽」を表しているとされ、陰陽思想を崇めていた地域では縁起が良いとされています。

 

・円満

これはおせち料理でも定番の、新年を迎えて今年一年が良いものになりますようにという、いろいろな願いや語呂合わせの一つです。

鏡餅は丸い形をしているため「円満」を表し、それを重ねる鏡餅は「円満に年を重ねる」という意味が込められているという考えです。

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鏡餅を飾る場所や期間は?

 

鏡餅の意味や由来が分かった次はその飾り方についてです。

飾る場所といっても実は1カ所とは限らないって知ってましたか?

多くの人が「鏡餅は床の間や神棚に飾るもの」と思っているかもしれません。

床の間や神棚に飾るのは正しい方法なのですが、その1カ所だけでなく家の中の複数のカ所に飾っても良いのです。

それでは、鏡餅を飾るのに良いとされている場所とはどこなのでしょうか?

ここでは複数飾る場合の風習を紹介させていただきます。

 

・床の間または玄関

餅を作ったときに、大きさや出来具合に差が出てきますよね?
意外と思われるかもしれませんが、その中で一番大きくて出来が良いものを床の間や玄関に飾ります。

一番で気が良いものを神棚や仏壇に飾るのではないのですね。

また、玄関ではなく床の間に飾る場合は「上座」に飾るのが本来の風習となっています。

 

・神棚、仏壇

床の間や玄関に飾ったものよりも少し小さい物を神棚、仏壇に飾ります。

床の間がなく、玄関にも飾るスペースがない場合は神棚、仏壇に一番できの良い餅を飾るようにしましょう。

 

・台所や寝室、自室など

上記以外の場所で神様に守ってほしい場所に小さめの鏡餅を飾ります。
そして、余談ですが飾る場所によってお供えする神様も変わって来ます。

台所→火を司る「竈神」へのお供え物で1年の家内安全を祈願する

居間、寝室、自室→主婦の守り神とされている「納戸神」へのお供え物で1年の家内安全を祈願する

トイレ→「厠神」は出産にも関係する神様で地域によっては安産祈願の風習もある

洗面所などの水回り→水を司る「水神」へのお供え物で水害などの災害から守ってもらうという祈願

 

飾る期間については地域や考え方によって違い、あいまいになっています。

飾り始めで良いとされているのは、12月26日以降、とくに29日は「29→ふく→福」という語呂合わせで縁起が良いとされています。

飾り終わりは、松の内が終わるまで、鏡開きをするまでとこれまた地域や考え方によって違い、具体的に良いとされる日はありません。

松の内(正月飾りを飾っておく期間)は一般的には1月7日、関西圏では1月15日とされているので、参考までに紹介させていただきます。

 

まとめ

 

今回は正月飾りには欠かせない鏡餅について紹介させていただきました。

鏡餅を飾るのは床の間や神棚だけだと思っていましたが、家のいろいろなところで神様をお迎えし、家を守ってもらおうという考え方があったのですね。

また、鏡開きの際は切るのではなく割るのが良いとされています。

丸い(円い)鏡餅を切るというのは「縁(円)を切る」と縁起が悪いとされていることにも注意です。

鏡開きした餅を食べる際には衛生面にも注意して、安全に新年をお祝いしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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