雑学・豆知識

パンの外側を耳って呼ぶのはなぜ?奥深い比喩表現の世界!!

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最近は食パン専門店がでてくるほど食パンもどんどん進化しています。

フワフワだったりモッチリだったり店ごとに特徴があって楽しいですよね。

食パンがどんなに進化しても『パンの耳派』or『パンの白い所派』は永遠のテーマ。

永遠のテーマは言い過ぎですが、どんなに食パンが美味しく進化しても私は断然パンの耳の部分が一番!

フワフワでほんのり甘いパン生地部分も美味しいのですが香ばしく適度な固さのあるパンの耳美味しいですよね。

 

そもそもどうして食パンの外側のことを『パンの耳』と呼ぶのでしょうか

パンの他にも耳と呼ぶものはあるのでしょうか?

パンの耳という表現の仕方から言葉の表現の仕方、比喩表現を詳しく紐解いていきます。

どうしてパンの耳って呼ぶの?

パンの耳というように耳は人間の耳に例えています。

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人間の耳は顔の端にあることから端のことを耳に例えているのです。

パンの耳以外にも『本の耳』や『織物生地の耳』など端のことを耳と呼ぶものがあります。

端を耳に例えるという比喩表現が使われているのですね。

 

特に違和感なく使っている『パンの耳』という言葉ですが

パンの外側を顔の外側に付いている耳に例えて表現していたなんて面白いですよね。

ごくごく当たり前に使っていて比喩表現ということも気づかないですよね。

 

比喩表現は大きく分けて3つ!!

パンの耳のように比喩表現をつかった言葉はたくさんあります。

比喩表現は『メタファー』『メトニミー』『シネクドキ』の3つの分類に分けられます。

パンの耳はこのなかの『メタファー』に当てはまります。

 

『メタファー』というのは同じような関係性のものを全く別のもので表現することをいいます。

パンの耳でいうと、パンの端に位置するという点と顔の端に位置するという同じような関係性があります。

この関係性から食べ物であるパンを顔の一部である耳に例えています。

 

他にも例えば『机の脚』という表現もメタファーに属します。

これも体を支えるという点と机を支えるという関係性を脚に例えて使っているのです。

 

『メトニミ―』というのは何かの一部だったり、くっついている物をピックアップして

そのもののように例えて表現することをいいます。

例えば『永田町』という地名で『国会』を意味したりします。

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永田町の中に国会があり、国会は永田町の一部でしかないのに、そのもののように表現しています。

他にも柔道の有段者のことを『黒帯』と表現するのもメトニミ―です。

 

『シネクドキ』というのは何かを指す時にもっと大きなカテゴリーで表現したり

その逆で大きなカテゴリーの物をその中のひとつの物で表現したりすることをいいます。

例えば『お花見』は桜を見ることですが、『桜』を『花』というカテゴリーで表現しています。

他にもキリストの教えの中に『人はパンのみに生くるにあらず』というものがあります。

これも『パン』というひとつの物で『食べ物、食事』という大きなカテゴリーを表現しています。

 

なんとなく普通に普段使っている言葉も実は比喩表現だったものもあるのではないですか?

こうやって細かく分析してみるのも面白いですよね。

 

日本語には体の部位に例えた言葉が多い!!

パンの耳という言葉は比喩表現でしたが、

比喩表現以外にも人の体の部分に例えた慣用句などが日本語にはたくさんあります。

きっと身近な物で例えた方が分かりやすく、すんなり理解出来るので

昔から言い伝えられてきたのでしょうね。

 

『頭』を使った慣用句だと

頭が上がらない・・・相手の方が上の立場で逆らえない、対等ではない。

頭が痛い・・・心配事があり悩んでいる様子。

頭を冷やす・・・落ち着いて冷静さを取り戻す。

 

『目』を使った慣用句だと

白い目で見る・・・冷淡な悪意のこもった目で見る。軽蔑する。

長い目で見る・・・現状で判断せず、将来を見越し長い期間を見守る。

目がくらむ・・・心を奪われて正しい判断が出来ない様子。

 

『耳』を使った慣用句だと

耳が痛い・・・自分の欠点や都合の悪い話をされて聞くのが辛い。

耳を疑う・・・思いがけない話を聞き嘘かと思う程信じられないこと。

耳をそろえる・・・金銭等を不足なくそろえる事。

 

『口』を使った慣用句だと

口が重い・・・話すのが拒まれるような言いにくいこと。

口をはさむ・・・話の途中で割って入って話をする。

口が減らない・・・口が達者で次から次へと言い訳をして屁理屈などを言う。

 

これらはほんの一部をご紹介しましたが、慣用句以外にも

ことわざ、故事成語など昔の人の教訓や言い伝えにたくさん体の部位は使われています。

身近な物でつたえることでイメージもしやすいですよね。

 

まとめ

パンの耳という身近な言葉から比喩表現の面白さを垣間見る事ができます。

耳という体の一部を使った比喩表現、慣用句は日本語にたくさんあり

身近なものだからこそ連想しやすく、伝わりやすい表現をすることができます。

普段使っている言葉の比喩表現を見つけてみるのも面白いですね。

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